さて、今回は
「ASUS ZenBook 14 UX433FN-8265RB」
のレビューとなります。
本製品のポイントは
- 狭ベゼル採用14インチフルHDグレア液晶搭載
- 1.25kgと軽量ボディで、バッテリー駆動時間12.5時間とモバイルにも十分
- 専用グラフィックス「GeForce MX150」採用
といったところでしょうか。
モバイル向けでありながら、専用グラフィックスを採用しているのは好印象。
では、各部を確認します。
目次
スペック
CPU | Intel Core i5-8265U |
メモリ | 8GB |
記憶装置 | SSD 256GB (PCI Express 3.0 x2接続) |
バッテリー駆動時間 | 約12.5時間 |
質量 | 約1.25Kg |
外観:ASUS ZenBook 14 UX433FN-8265RB
モバイル向けを意識したノートPCのため、外観やインターフェースについて確認します。
本体外観および添付品
外箱と本体、ACアダプターといった添付品が確認できます。
本体下の黒い袋は、持ち運び用に使えるケース。
モバイル利用なら無線LANが一般的な中、有線LANアダプターが添付されているのはうれしいところ。
ACアダプター。
こちらは、突起部分が収納できません。これが収納できると持ち運びに便利なのですが、これは残念。
本体背面
ブルーを基調にした本体カラーの場合、メーカーロゴが目立ちます。
持ち出したときに気になる方は、シルバーのほうが良いでしょう。
本体を閉じた状態。
「ZENBOOK SERIES」と記載されています。
このあたりのこだわりは好きですね。
本体右側
本体右側です。
電源とディスクのアクセスランプ、ヘッドセット端子、USB端子とカードリーダー。
全体的に端子が奥側にあるのは良いですね。
ただランプは容易に確認できる手前にあるとなお良いかと。
本体左側
本体左側です。
ACアダプター端子だけでなく、HDMI端子がありプロジェクターなどの利用も可能。
また、ディスプレイを開けることにより、本体との間に隙間が空き、熱対策が取られる構造となっています。
キーボードとスライドパッド
入力の基本となるキーボードとスライドパッド。
使い勝手についても確認します。
キーボード
キーボードについては、テンキーがありません。
ファンクションキーについては、「fn」+「esc」同時押しで、F1~F12と機能キーの切り替えができるようになっています。
細かいところを意識しているなと監視できます。
しかし、電源ボタンの位置は、誤って押してしまうことがあるかと。
気になる場合は、電源ボタンを押した際の動作を無効にしておくと良いでしょう。
キーボードのタイプ感は少し柔らかい感じもしますが、そこまで嫌な感じではありませんでした。
スライドパッド
スライドパッドのサイズはほぼ、iPhone 8 の画面サイズと同等。
スライドパッドの右上にあるマークはスライドパッドがテンキーとなるショートカットです。
スライドパッドは、1プレートとなっており、マウスの右クリックと左クリックとなるボタンが分かれていません。
右クリックをする場合に、ずれる場合があるのが注意が必要です。
各種ベンチマーク
本製品は、「GeForce MX150」を採用しているということで、グラフィック性能も期待できます。
DQ10ベンチマーク結果
ゲームでも負荷の低い部類の「ドラゴンクエスト10」
画質を少し落とせば十分楽しめることがわかります。
FF14ベンチマーク結果
中クラスの負荷となるゲームの代表格「FF14」
画質を落とせば、なんとかプレイできるレベルです。
ただ、負荷の高い場面でももたつく場面もあるため、このクラス以上のゲームを快適にプレイしたい場合は、もう少し上のゲーミングPCを探すと良いでしょう。
x264 FHDベンチマーク結果
エンコード系ベンチマークとして、こちら。
結果としては、私が利用している「AMD 10 7860K」より高性能という結果に。
そのため、ちょっとした編集作業であれば十分なスペックです。
CPU-Zベンチマーク結果
こちらも、「AMD A10 7850K」との比較。
数年前のデスクトップ用CPUですが、ノート用CPUでここまで性能が出れば十分でしょう。
CrystalDiskMark結果
ディスク性能としては、高速な部類です。
これなら十分でしょう。
最後に
本モデルには、CPUに「Core i7」、メモリ「16GB」、SSD 「512GB」を採用した上位モデルがあります。
しかし、持ち運びに用途を限定するとこちらのモデルのほうがホストパフォーマンスが高い結果となるかと。
ではでは。