さて、今回は
「Surface Book2(13.5インチモデル) 」
のレビューとなります。
本製品のポイントは
- 第8世代Core i7 8650U搭載
- 高性能グラフィックスGeForce GTX 1050搭載
- ディスプレイは13.5インチでキーボードの取り外し可能
といったところでしょうか。
ディスプレイを取り外すと、GeForce GTX1050が無効となるため、キーボードにGTX 1050にあるのかもしれません。
分解していないのでなんとも言えませんが。
目次
スペック
モデル | Surface Book 2 |
CPU | Core i7 8650U |
メモリ | 8GB DDR3 |
記憶装置 | 256GB SSD |
グラフィックス | Intel HD グラフィックス 620 /NVIDIA GeForce GTX 1050 |
ディスプレイ | 3000 x 2000 (267 PPI) |
外観:
ノートパソコンと似た形をしてますが、ディスプレイ部分のみ取り外し可能。
このあたりは、Surface Proなどと同様です。
タイピングの感覚についても見ておきます。
本体外観およびオプション

Surface Book2 本体及びオプション
本体とオプションのスタイラスペンとマウス。
あとは、画面上に設置することにより、ショートカットキーを呼び出せるのが特徴的です。
本体背面
本体のケースの基本的なつくりは、Surface Proと同じです。

Surface Book 2 本体及び添付品およびオプション
ACアダプターは、Surface Proより少し大きい気がします。
マウスやペンは、必要かどうかは用途と予算
オプションの
マウスとペンです。
別途購入してもよいですが、イラストを描くことを考えている方は、
ペンは購入しておくほうが良いでしょう。
マウスは、BlueToothで接続されるためレシーバーや線がいりません。
全体的な統一感を考えるなら検討の余地ありですね。
本体右側

Surface Book 2 本体右側
Surface DockとUSB Type-Cポート。USB Type-Cがあるは良いですね。
USB Type-Cのポートがあるのが特徴的。
手元のSurface Pro 3だとType-Cはないので、こういった拡張性があるのも良いですね。
本体左側

Surface Book2 本体左側
USB端子2つとカードリーダー端子
USB端子が2つあるのはよいですね。
また、カードリーダー端子がついているのも良いです。
このサイズのノートPCなら標準的についていますので。
キーボードとスライドパッド
入力のメインとなるキーボード。
マウスを取り付けない場合は、使う場面の多いスライドパッド。
これら使い勝手を確認します。
キーボード

Surface Book2 キーボードとスライドパッド
テンキーのない一般的なキーボード。特徴的なのは、右上のdelキー横にある本体着脱ボタン。
13.5インチとモバイルノートPCとして考えると、十分です。
本体(ディスプレイ側)をどうやって取り外すのかわからなかったのですが、
キーボードのDelキーの横にあり誤タイプする可能性があります。
取り外しキーが無効にできるとよいのですが。
タイプ感は押した感じもしっかりあり、十分です。
スライドパッド

Surface Book 2 スライドパッド
iPhone 8より大きいものの1プレートのため、クリックした際ずれることも。
手持ちのiPhone 8との比較です。
画面より大きいですが、1プレートです。
物理的にクリックするとカーソル位置がずれるので、スライドパッドから一度指を放し、タップする感覚で触るとクリックされたことになります。
標準的な使い方はこちらかもしれません。
Surface Pro 3とSurface Book 2の外観比較

Surface Pro3 とSurface Book2 の比較
サイズについては、少ししか違いません。キーボードのタイプ感は、Surface Book2のほうが快適。
各種ベンチマーク
やはり、使い勝手を左右するのは、性能。
やりたいことができるかどうか、各種ベンチマークを利用して確認します。
DQ10ベンチマーク結果

DQ10_最高品質
軽量ゲームなら十分プレイ可能
本モデルは、GeForce GTX 1050を採用しており、高いグラフィックス性能を有します。
ドラゴンクエストのようなそこまで高いスペックを必要としないゲームタイトルなら十分プレイ可能です。
FF14ベンチマーク結果

FF14_紅蓮_標準品質(ノートPC)
FF14も画質を押さえれば十分プレイ可能
FF14といった中クラスのゲームでも画質さえ気にしなければ十分プレイできます。
CINEBENCH R15ベンチマーク結果

CINEBENCH R15
比較対象となるCPUが古くて比較しづらい結果に。
これだと、性能が良いのか判断しづらいところ。
CINEBENCH R20ベンチマーク結果

CINEBENCH_R20
こちらも正直比較しづらい。
第3世代のデスクトップ用Core i5と同等性能。
モバイル用CPUでこの性能なら十分かと。
CrystalDiskMark結果

Cryatalsiakmark結果
M.2 SSDで十分高性能。
ディスク性能は十分な結果。
これだけ高速なら、ディスクの速度が原因で遅いといったことはないでしょう。
最後に
今回、Surface Book 2を確認しました。

Surface Book 2の取り外し
ディスプレイの取り外しについては、こんな感じで、ディスプレイに表示されます。
知らずにノートPC的に使うともったいないです。
本来の本領は、ディスプレイをいったん取り外して逆に取り付けることで、2in1的な形となるところ。
こうなると、クリエイターの方がペンでお絵かきしたりするのにも良いです。
グラフィックスも専用グラフィックスが採用されており、Adobe製品も快適に動きますし。

Surface Bookの液晶映り込み
光沢液晶を採用しており、かなり映り込みます。
ディスプレイは光沢液晶を採用されており、結構映り込みます。
外出先や外での場合、周りの映り込みが気になる場合もあるかもしれません。
とはいえ、性能的には十分な2in1ノートPCでした。
ではでは。