今回は、「Lenovo」の17.3インチのノートPC「Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)」のレビューとなります。
本製品のポイント!
☑AMD Radeon グラフィックス
☑17.3型FHD液晶 (1920x1080)IPS、光沢なし、300nit
☑メモリ8GB、記憶装置 256GB NVMe M.2 SSD
☑価格:111,100円
目次
- 1 スペック:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 2 外観:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 2.1 本体外観および添付品:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 2.2 ディスプレイを開いた状態:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 2.3 本体右側:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 2.4 本体背面:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 2.5 本体裏面:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 2.6 本体左側:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 2.7 ディスプレイ:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 3 キーボードとスライドパッド:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 4 各種ベンチマーク
- 4.1 CINEBENCH R20ベンチマーク結果:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 4.2 CrystalDiskMark ベンチマーク結果:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 4.3 DQ10 ベンチマーク結果:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 4.4 FF14 ベンチマーク結果:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 4.5 PCMARK10 ベンチマーク結果:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
- 5 最後に
スペック:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
まず、スペックから確認します。
17.3インチのスターンダードノートPCで、AMD製CPUを搭載したモデル。
Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP) | |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | AMD Ryzen 5 5500U |
グラフィックス | AMD Radeon グラフィックス(APUに内蔵) |
メモリ | 8 GB DDR4 3200MHz (オンボード 4 GB) |
M.2 SSD | 256 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
液晶パネル | 17.3" FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 72%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト |
無線 | IEEE 802.11ac/a/b/g/n (Wi-Fi準拠) 2x2 & Bluetooth 5.0 |
重量 | 約 2.2kg |
外観:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
ここでは、「Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)」の外観を確認しました。
キーボードやスライドパッド、入出力端子などについても併せて確認しています。
本体外観および添付品:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
本体と添付品についてです。本体とACアダプター、電源ケーブルそれ以外にマニュアル類が添付されています。
マニュアル類については不要なものはほぼありません。電源ケーブルは専用となっており、最近増えているUSB Type-Cのものでなく、Lenovoに多い四角いタイプでもありません。
ディスプレイを開いた状態:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
ディスプレイはフラットに近い状態まで開きます。ディスプレイが本体の下側に入りますので、背面からの通気は期待しないほうが良いでしょう。
本体右側:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
左からランプ、4-in-1メディアカードリーダー、USB2.0 Type-Aポート
カードリーダーですが、最近だとMicro SDカードしか利用できないものもありますが、SDカードが利用できるため、このあたりメディアを持っている人にはうれしいところ。
また、USB 2.0ポートもマウスを利用するのにちょうど良い配置です。
カードリーダーの手前には、電源ランプが確認できます。
本体背面:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
本体背面には、ディスプレイとの接続部のみ確認できました。通気口もなくすっきりしています。
本体裏面:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
通気口は裏面のメッシュ状のこちらのみ。こうなるとあまり高い負荷をかけるづけるのは望ましくなさそうです。
本体左側:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
画像左側から、電源、SB3.0 Type-A、HDMI、USB 3.0 Type-C、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャックとなっています。
周辺機器の接続は左がに集中しておりますが、USB 3.0 Type-Cがないので拡張性がないのが少し残念です。
ディスプレイ:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
ディスプレイはノングレアということで液晶に映り込みが抑えられています。
Webカメラは物理シャッターが搭載されており、Web会議などで急にカメラのオフも簡単です。
画像はシャッターをオフにした状態。
キーボードとスライドパッド:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
やはり、入力デバイスの使い勝手は大事です。
ここでは、キーボードとスライドパッドの使い勝手を確認しました。
キーボード:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
キーボードにテンキーが搭載されており、4列できちんとエンターキーや「+」キーが独立しています。またテンキーの上部にはメディアの再生やストップ早送りといった操作ボタンも独立しています。
電源ボタンも独立して右上部にあり、使い勝手で気になりません。
スライドパッド:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
スライドパッドは手持ちのASUS ZenFone Max (M1) と比較しても横幅は広く、縦幅は少し広いです。
複数タッチジェスチャーにも対応しており、画面スクロールなども可能です。
各種ベンチマーク
ここではPCの性能を図るため、各種ベンチマーク結果から確認します。
クリエイターノートPCとはいえクリエイティブ作業も可能なモデルですので、複数のベンチマーク結果をご紹介。
CINEBENCH R20ベンチマーク結果:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
CPU名 | 結果 |
---|---|
Intel Core i7-10610U | 955cb |
Intel Core i7-8665U | 1153cb |
AMD Ryzen 5 3500U | 1360cb |
Intel Core i7-9750H | 2617cb |
AMD Ryzen 7 Pro 4750U | 2678cb |
AMD Ryzen 5 5500U | 2689cb |
Intel Core i9-9980H | 2930cb |
Intel Core i7-9700 | 3033cb |
Intel Core i7-10875H | 4184cb |
Intel Core i9-10885H | 3370cb |
Intel Core i7-10750H | 2455cb |
モバイル用ノート用CPUを搭載していますが、これでも高性能といえます。
携帯性やバッテリー稼働時間を優先していながら、この性能ならWeb閲覧やOfficeといった利用なら快適です。
CrystalDiskMark ベンチマーク結果:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
NVMe M.2 SSDでも高速な部類。搭載されていたSSDは「SAMSUNG MZALQ256HBJD-00BL2」です。
CPUの速度が思ったほどではなかったのですが、これだけ高速なら十分快適に利用できます。
DQ10 ベンチマーク結果:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
ゲームでも軽量な部類のゲームタイトルとして、DQ10のベンチマーク結果です。
APU内蔵グラフィックスなので、ゲームのプレイはほぼ期待できません。
640x480の低品質でなんとかプレイできる程度でした。
FF14 ベンチマーク結果:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
ゲームタイトルの中でも、中級クラスとして代表的なFINAL FANTASY ⅩⅣのベンチマーク結果です。
設定を「標準品質(ノートPC)1920×1080」まで、下げてみましたがプレイは難しいという結果となりました。
ゲームをしたければ、GeForce NOWなどを検討したほうが良いでしょう。
PCMARK10 ベンチマーク結果:Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)
最後に
今回は、Lenovo IdeaPad Slim 360(17)(82KV007TJP)を確認しました。
ゲームやクリエイティブな作業を予定していない方には十分な性能です。
キーボードは問題なく、スライドパッドも問題ありません。
CPUの世代が古いのですが、WEB閲覧やOfficeといった利用であれば十分ですし、はじめてPCをもつ学生などにも十分。
採用されているOSは「Windows 11」で、スマートフォンに慣れた方であれば使いやすいかもしれません。以前のWindowsを利用した人は、スタートメニューの位置に迷う場面があるかと思いますが、設定変更で左寄せにできるので、慣れなければ変更しても良いでしょう。
※内容は公開当時の内容であり、現在と異なる場合があります。