日本HP

ビジネスPCの標準モデル 「HP EliteDesk 800 G5 SF/CT」の実機レビュー

さて、今回は
「HP EliteDesk 800 G5 SF/CT」
のレビューとなります。
HP EliteDesk 800 G5 SF

本製品のポイントは

☑高性能CPU「Intel Core i9-9900」が選択可能
☑メモリ最大128GB DDR4 SDRAM選択可能
☑無線LAN(Wi-Fi5)が選択可能
と標準サイズのビジネス用PCとしては、十分すぎる構成が選択可能です。

スペック:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

今回検証したモデル

CPU Intel Core i7-9700
メモリ 8GB DDR4 SDRAM(2666MT/s 1DIMM)
グラフィックス Intel GMA 630
ストレージ 256GB SSD (M.2 NVMe PCIe TLC)
光学ドライブ DVD-ROM

本製品の特徴としては、
☑専用グラフィックス(AMD Radeon R7 430 LP 2GB/AMD Radeon RX 550X LP 4GB)が選べること
☑デスクトップPCでありながら、無線LANを選択可能であること
ですね。
特に、デスクトップPCで無線LANを選択できるモデルは少ないので、ここは評価できるところです。

外観:HP EliteDesk 800 G5 SF

ここでは、添付品を含め確認をします。

本体外観および添付品:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

本体外観および添付品:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

本体外観および添付品:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT


本体およびマニュアル類、電源ケーブルとキーボードとマウスです。
「タワースタンド」も添付されています。
同一モデル内でもモデルによっては、タワースタンドが付いていないモデルもあるので注意が必要です。
カスタマイズで+500円なのですが。

本体前面:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

本体前面:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

本体前面:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT


前面には、左から
1.SDカードリーダー(オプション)
2.USB C™ 3.1 Gen2
3.USB 3.1 Gen 2 × 2
4.USB 2.0
5.USB 2.0 Fast Charging
6.ヘッドフォン
7.ヘッドフォン/マイクロフォンコン ボジャック
8.電源ボタン
となっています。

この中で特徴的なのは、USB 2.0 Fast Chargingポート。
「スマートフォンなどの急速充電」に対応したポートです。

企業によっては、スマートフォンなどはついでも認識しないように設定しているかと思いますが、給電は可能かと。
個人のスマートフォン充電に利用するのは正直どうかと思いますが、企業で貸与しているものを充電するのに別途コンセントを準備する必要がなく、たこ足配線の原因が減らせるのは良いですね。

また、オプションとはなりますが、SDカードリーダーがオプションで選べるのも良いですね。
写真のやり取りが必要な業務等であれば選択し、それ以外は選択しないという選択ができます。

本体背面:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

本体背面(上部):HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

本体背面(上部):HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

本体背面には、標準でディスプレイポートが2つ搭載されています。
これに加えて選択可能なディスプレイ用ポートが1つ。
本モデルでは、HDMIポートが搭載されています。

また、LANポートの横にはキーボードの絵が描かれたUSB2.0のポートがあり、ここに対応したキーボードをつなぐと電源を入れることができます。

本体背面(下部):HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

本体背面(下部):HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

下部の追加スロットには、「シリアル & PS/2 ポート」(オプション)が追加できます。

キーボード:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

キーボード:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

キーボード:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT


HP純正のスリムスタンダードキーボードです。
キーボードとしては、一般的な109キーボードです。
タイプした感じもそんなに悪くありません。
ただ、いままでキートップまでの高さがあったキーボードを利用されていた場合は、不満を感じる場面もありそうです。

各種ベンチマーク:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

ここでは、パソコンの基本的な性能を確認します。
ビジネス用のため、CPUと記憶装置の性能がメインです。

CINEBENCH R20ベンチマーク結果:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

CINEBENCH R20結果:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

CINEBENCH R20結果:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT


第7世代のCore i7 7700Kより高性能であり、サーバー用CPUである、Xeon E5-2697に近い性能を発揮しています。
ここまで高ければ、事務用としてはオーバースペックです。
事務用なら一つ下のCore i5で十分でしょう。
.net などのプログラム開発用のPCとして、メモリを16GBとして導入すると開発がはかどりそうです。

CrystalDiskMark結果:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

CrystalDiskMark結果:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

CrystalDiskMark結果:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT


NVMe M.2 SSDを今回は採用しており、とても高速です。
事務用ならこのサイズでかなり快適に動作しますね。
PCを長く快適に利用するのであれば、HDDではなくSSD搭載モデルを採用すべきでしょう。

DQ10ベンチマーク結果:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

DQ10ベンチマーク結果:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT

DQ10ベンチマーク結果:HP EliteDesk 800 G5 SF/CT


最後に軽量なゲームである、ドラゴンクエスト10のベンチマーク結果です。
選択できる最低限のグラフィックスにしてなんとか。
本製品でゲームをするわけはないと思いますが、グラフィック性能が必要な場面ではオプションのグラフィックスを選択すると良いでしょう。

最後に

前回および今回レビューした日本HP「EliteDesk 800 G5」についてです。
本体サイズの違いだけでなく同じ Core i7を搭載していますが、本モデルのほうが性能が上でした。
とはいえ、前回レビューした「EliteDesk 800 G5 DM」でも十分な性能です。

設置環境を考えてコンパクトなPCを探しているなら「EliteDesk 800 G5 DM」

ディスプレイを複数設置したり快適性や効率を考えると「EliteDesk 800 G5 SF」

といった形でどちらを選ぶか検討すると良いでしょう。

ではでは。

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