企業のPC導入担当者向けプログラマーにおすすめなPCは？デスクトップとノートをdellとHPから比較

今回は、少し趣旨を変えて
企業でプログラマーのために導入すべきPCについて考えておきます。

プログラマーは快適に作業できるPCを欲しています。
プログラマーには、本来快適なPC環境を提供し、時間的ロスをなくすことが結果として、企業としてコスト削減につながるわけですが、
目先のコストに目がいってなかなかそういった面にコストをかけてくれないのが実情です。

確かに、PCは高性能なものは一般的な事務用のPCと比較し高額になりますが、ポイントをおさえれば少しの差額でプログラマーの納得できる環境が手に入ります。

なお、スペックとしては、
CPU ：第８世代intel Core i5以上
メモリ：8GB以上（できれば4GB×2のデュアルチャネル）
HDD/SSD ：SATA SSD 256GB以上
をクリアできるPCとなります。

では、ポイントから見ていきましょう。

1 開発ツールから見る推奨スペック
2 推奨スペックのPCを安く購入するには
3 Dell（デル）の推奨スペックPC
- 3.1 Dell（デル）の推奨デスクトップPC
- 3.2 Dell（デル）の推奨ノートPC
4 日本HPの推奨スペックPC
5 最後に

開発ツールから見る推奨スペック

現場によって利用している開発ツール（ソフトウェア）が異なります。
今回は
「Visual Studio」
を基本として考えてみたいと思います。

Visual Studio 2017 のシステム要件 | Microsoft Docs

こちらの中でハードウェアスペックについての記載があります。

ハードウェア
1.8 GHz 以上のプロセッサ。デュアルコア以上を推奨
2 GB の RAM (4 GB の RAM を推奨) (仮想マシン上で実行される場合は最小 2.5 GB)
ハードディスク容量: 最大 130 GB の空き領域 (インストールされる機能により異なる。一般的なインストールでは、20 から 50 GB の空き領域が必要)。
ハードディスクの速度: パフォーマンスを向上させるには、ソリッドステートドライブ (SSD) に Windows および Visual Studio をインストールしてください。
720 p (720 x 1280) 以上のディスプレイ解像度をサポートするビデオカード。Visual Studio は WXGA (768 ｘ 1366) 以上の解像度で最適に動作します。

ここで記載されている内容をそのまま現在販売されているものに置き換えると、
CPU ：第7世代 Core i3 以上
メモリ：4GB
HDD/SSD ：SSD 256GB以上
ディスプレイ：1366×768以上
となります。
でもこれはあくまで必須環境。

開発者が快適に利用できるのは、
CPUとメモリはこの倍程度の性能である
CPU ：第8世代 Core i5 以上
メモリ：8GB
HDD/SSD ：SSD 256GB以上
ディスプレイ：1366×768以上
をベースとして考えていただければよいと思います。

なお、画面サイズはそのままソースコードなどの確認に影響しますので、
1920×1080（フルHD）のディスプレイまたはデュアルディスプレイが良いでしょう。

ですので、購入するなら
CPU ：第8世代 Core i5 以上
メモリ：8GB
HDD/SSD ：SSD 256GB以上
ディスプレイ：1920×1080以上
となります。