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マウスコンピューターの「DAIV FX-I5N10」と同等スペックを搭載したモデルを紹介

今回は、「DAIV FX-I5N10」の紹介と同等をスペックを搭載したモデルについて紹介します。

おすすめモデル

マウスコンピューター
Intel Core i5-14400F / 16GB PC4-38400 / 500GB NVMe Gen4×4 M.2 SSD / NVIDIA A1000 / Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵 / 約約11.1kg / 750W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS BRONZE】



DAIV FX-I5N10の概要

DAIV FX-I5N10は、マウスコンピューターのクリエイター向けデスクトップパソコン「DAIV FXシリーズ」の一つです。

概要と特徴:

  • クリエイター向け: 3DCGやCAD、映像編集など、3Dモデリングや高い負荷のかかるクリエイティブ作業に適したワークステーションとして設計されています。
  • デザイン: 曲線を取り入れた新しいシャーシデザインが特徴で、圧迫感を軽減しつつ、ハイエンドパーツを搭載できる広い内部空間を確保しています。また、DAIVデスクトップの象徴であるハンドルとキャスターも継承されており、移動のしやすさも考慮されています。
  • 冷却性能: 高いパフォーマンスを維持するため、最適なエアフローが設計されています。フロントパネル両サイドのスリットからの吸気や、CPU用とグラフィックスカード用に240mm水冷を2基同時搭載可能な構造(モデルによる)など、冷却性能に優れています。
  • 拡張性: EATXマザーボードにも対応し、ロングサイズのグラフィックスカードを最大2枚まで搭載可能です。VGAサポートバーも標準装備されており、大型グラフィックスカードのズレや脱落を防ぎます。
  • 豊富なポート: USBポートを計10個(USB3.2×1、USB3.0×7、USB2.0×2)搭載しており、Type-AとType-Cの両方に対応。本体上面にもUSB3.0 Type-Cがあり、床置き時のアクセスも考慮されています。
  • 静音性: 作業の邪魔にならないよう、静音性にも配慮されています。
  • サポート: 国内生産で、24時間365日の電話サポートが付帯しており、購入後の安心感も高いです。

代表的な構成(モデルによって変動します):

  • OS: Windows 11 Home 64ビット
  • CPU: インテル® Core™ i5 プロセッサー 14400F (10コア/16スレッド)
  • グラフィックス: NVIDIA RTX™ A1000
  • メモリ: 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)、最大128GBまで増設可能
  • ストレージ: 500GB M.2 SSD (NVMe Gen4×4) など
  • ネットワーク: Wi-Fi 6E対応、2.5GBASE-T対応有線LAN
  • 電源: 750W/AC 100V (80PLUS® BRONZE)

DAIV FX-I5N10は、クリエイティブな作業を行うユーザーにとって、性能、拡張性、デザイン、サポートのバランスが取れたデスクトップPCと言えるでしょう。

同等のスペックで現在他社(HP・lenovo・Dell)で販売されているモデルは

DAIV FX-I5N10の「インテル Core i5 プロセッサー 14400F」と「NVIDIA RTX A1000」という構成に近いスペックで、HP、Lenovo、Dellの各社で販売されているクリエイター向けデスクトップモデルを探してみました。

これらの大手メーカーでは、DAIV FX-I5N10のような特定のモデル名で直接比較できるものは少ないですが、一般的に「ワークステーション」や「クリエイター向けデスクトップ」として提供されている製品ラインアップの中に、同様の構成を選択できるモデルがあります。

以下に、それぞれのメーカーでDAIV FX-I5N10と近いスペックが構成できる可能性のあるモデルを挙げます。

HP (ヒューレット・パッカード)

HPでは、プロフェッショナル向けのワークステーションとして「Zシリーズ」を展開しています。

  • HP Z2 Tower G9 Workstation
    • 特徴: エントリーレベルのワークステーションでありながら、最新のインテル Core プロセッサーやプロフェッショナル向けグラフィックス(NVIDIA RTXシリーズ)を搭載可能です。高い拡張性と信頼性が特徴です。
    • DAIV FX-I5N10との比較: Core i5プロセッサーとNVIDIA RTX A1000の組み合わせが選択可能であり、メモリやストレージも柔軟にカスタマイズできます。冷却性能や静音性にも配慮されています。

Lenovo (レノボ)

Lenovoでは、「ThinkStation Pシリーズ」がクリエイターやプロフェッショナル向けのワークステーションとして位置づけられています。

  • Lenovo ThinkStation P360 Tower (または後継機)
    • 特徴: ミニタワー型の筐体ながら、ハイエンドGPUまでサポートし、高いパフォーマンスを提供します。ISV認証も取得しており、主要なクリエイティブソフトウェアでの動作が保証されています。
    • DAIV FX-I5N10との比較: インテル Core i5プロセッサーとNVIDIA RTX A1000の組み合わせが選択可能です。拡張性も高く、長期的な利用を考慮した設計がされています。

Dell (デル)

Dellでは、「Precisionシリーズ」がワークステーションとして展開されており、高いパフォーマンスと信頼性が特徴です。

  • Dell Precision 3660 Tower
    • 特徴: 優れたパフォーマンスと拡張性、強化されたCPU冷却機能が特徴のミニタワー型ワークステーションです。内蔵AIによる最適化機能も備わっています。
    • DAIV FX-I5N10との比較: インテル Core i5プロセッサーとNVIDIA RTX A1000の組み合わせが選択肢として用意されていることが多いです。メモリやストレージのカスタマイズ幅も広く、プロフェッショナルな環境での利用に適しています。

注意点:

  • これらのモデルは、基本構成がCore i5 + RTX A1000とぴったり一致しているとは限りません。各社のオンラインストアで、CPUとグラフィックスのカスタマイズオプションを確認する必要があります。
  • 時期によって提供されているモデルやキャンペーンが異なるため、最新の情報は各社の公式ウェブサイトで確認することをおすすめします。
  • 同じCore i5でも世代や型番によって性能は異なります。また、NVIDIA RTX A1000も8GB GDDR6といったVRAM容量など、詳細なスペックを確認するとより正確な比較が可能です。
  • 価格も構成によって大きく変動するため、見積もりを取って比較検討することが重要です。

DAIV FX-I5N10が「クリエイター向け」というコンセプトを明確にしているのと同様に、上記各社のモデルも、単なるデスクトップPCではなく、安定性やプロフェッショナルなアプリケーションとの互換性を重視した「ワークステーション」としての位置づけがされています。

同等のスペックで現在他社で販売されているモデル(HP・lenovo・Dell)のスペックの比較表と選ぶポイントは 

DAIV FX-I5N10と同等のスペックを持つ、HP、Lenovo、Dellの各社ワークステーションの比較表と、選ぶ際のポイントをまとめました。

これらのモデルは、基本的にBTO(Build to Order)で構成をカスタマイズするため、全く同じ構成の製品が用意されているわけではありません。そのため、最も近いと思われる構成を想定して比較を行います。

主要モデルのスペック比較表 (DAIV FX-I5N10相当)

項目 DAIV FX-I5N10 (マウスコンピューター) HP Z2 Tower G9 Workstation (HP) ThinkStation P360 Tower (Lenovo) Precision 3660 Tower (Dell)
CPU インテル Core i5-14400F (10コア/16スレッド) インテル Core i5-14500 (14コア/20スレッド) など インテル Core i5-14世代 など インテル Core i5-12600 (10コア/16スレッド) など
GPU NVIDIA RTX A1000 (8GB GDDR6) NVIDIA RTX A1000 (8GB GDDR6) NVIDIA RTX A1000 (8GB GDDR6) NVIDIA RTX A1000 (8GB GDDR6)
メモリ 16GB (最大128GB) 16GB / 32GB (DDR5, 最大128GB以上) 16GB / 32GB (DDR5, 最大128GB以上) 16GB / 32GB (DDR5, 最大128GB以上)
ストレージ 500GB M.2 SSD (NVMe Gen4) 512GB / 1TB M.2 SSD (NVMe Gen4) など 512GB / 1TB M.2 SSD (NVMe Gen4) など 512GB / 1TB M.2 SSD (NVMe Gen4) など
拡張性 EATX対応、VGAサポートバー、豊富なUSB 高い拡張性、PCIeスロット多数 高い拡張性、ISV認証、多彩なストレージ対応 高い拡張性、AI最適化機能
冷却性能 最適化されたエアフロー、水冷オプションあり 高負荷作業向けに最適化された冷却 効率的な冷却システム 強化されたCPU冷却機能
筐体デザイン 新しい曲線デザイン、ハンドル&キャスター スタンダードなタワー型、SFF(小型)モデルもあり スタンダードなタワー型 スタイリッシュなタワー型
サポート 24時間365日電話サポート、国内生産 法人向け手厚いサポート、オンサイト修理 法人向け手厚いサポート、オンサイト修理 法人向け手厚いサポート、オンサイト修理
価格帯 比較的手頃な価格帯 (構成による) 比較的高価 (ワークステーション特有の品質とサポート) 比較的高価 (ワークステーション特有の品質とサポート) 比較的高価 (ワークステーション特有の品質とサポート)

注記:

  • 上記のスペックは一般的な構成例であり、カスタマイズにより変動します。特にCPUは、新世代やより高性能なものが選択できる場合があります。
  • RTX A1000はプロフェッショナル向けGPUであり、RTX 4060などのコンシューマー向けGPUとは位置づけが異なります。
  • 価格はキャンペーンや時期、構成によって大きく変動するため、各社の公式サイトで最新の見積もりを取ることを推奨します。

選ぶポイント

DAIV FX-I5N10、HP Z2 Tower G9、Lenovo ThinkStation P360 Tower、Dell Precision 3660 Towerといったクリエイター・ワークステーションPCを選ぶ際には、以下の点を考慮すると良いでしょう。

  1. 主な用途と必要なパフォーマンス:

    • DAIV FX-I5N10: 3DCG、CAD、映像編集など、特定のクリエイティブアプリケーションでの利用を想定している場合に適しています。コストパフォーマンスを重視しつつ、十分な性能を求める方。
    • HP / Lenovo / Dell (ワークステーション): 大規模なプロジェクト、複数のアプリケーションの同時利用、高い信頼性と安定性が求められるプロフェッショナル環境での利用に最適です。ISV認証(主要ソフトウェアメーカーによる動作保証)は、業務で特定のソフトウェアを使う場合に特に重要です。
  2. 予算:

    • 一般的に、マウスコンピューターのDAIVシリーズは、HP、Lenovo、Dellのワークステーションに比べて、同程度のスペックで比較的コストを抑えられる傾向があります。
    • 大手3社のワークステーションは、信頼性、サポート体制、ISV認証などの付加価値があるため、価格は高めになります。
  3. 拡張性と将来性:

    • どのモデルも高い拡張性を持っていますが、搭載可能なストレージベイの数、PCIeスロットの種類と数、メモリの最大搭載量などを確認しましょう。将来的にパーツの追加・交換を考えている場合は重要です。
    • 特に大型のグラフィックスカードを複数搭載する可能性がある場合は、筐体サイズや電源容量も確認が必要です。
  4. 冷却性能と静音性:

    • 長時間の高負荷作業では、PC内部の熱対策が非常に重要です。各社とも冷却性能には力を入れていますが、特に静かな環境での作業を重視するなら、レビューなどで実際の静音性を確認するのも良いでしょう。
  5. サポート体制:

    • DAIV FX-I5N10 (マウスコンピューター): 国内生産・24時間365日の電話サポートは、特に中小企業や個人事業主にとって安心材料となります。
    • HP / Lenovo / Dell: 大手企業向けのサポート体制が充実しており、オンサイト修理や迅速な部品供給など、ビジネス用途でのダウンタイムを最小限に抑えるためのサービスが提供されています。企業のIT部門と連携しやすい点もメリットです。
  6. 筐体デザインと設置場所:

    • DAIV FX-I5N10のハンドルとキャスターは、イベント会場やオフィス内での移動が多い場合に非常に便利です。
    • 設置場所のスペースに合わせて、タワー型か、より省スペースなSFF(Small Form Factor)モデルが選択できるかどうかも考慮しましょう。

結論として、

  • コストを抑えつつ、必要な性能と国内サポートを重視するなら「DAIV FX-I5N10」 が魅力的な選択肢です。
  • より高い信頼性、ISV認証、堅牢な法人向けサポート、豊富なカスタマイズオプション、そして予算に余裕がある場合は、「HP Z2 Tower G9 Workstation」「Lenovo ThinkStation P360 Tower」「Dell Precision 3660 Tower」 が適しています。

最終的には、ご自身の用途、予算、重視するポイントを総合的に判断して、最適なモデルを選ぶことをお勧めします。各社の公式サイトで最新の構成と価格を確認し、可能であれば実機を見る機会があれば、より具体的なイメージが掴めるでしょう。

それぞれのモデルはどういったユーザーにおすすめか?

各モデルがどういったユーザーにおすすめかを、より具体的にまとめました。

DAIV FX-I5N10 (マウスコンピューター)

おすすめユーザー:

  • 予算を抑えつつ、高性能なクリエイター向けPCを求める個人クリエイターやフリーランス: 特に、3DCG、CAD、映像編集、DTPなどの特定のクリエイティブ作業に初めて本格的に取り組む方や、ミドルレンジ以上の性能を必要としている方。
  • 国内生産・国内サポートを重視するユーザー: 万が一のトラブル時に、日本語での手厚いサポートを求める方。
  • PCの移動が多いユーザー: ハンドルとキャスターが標準装備されているため、オフィス内での配置換えが多い方や、イベント会場などにPCを持ち運ぶ機会がある方に非常に便利です。
  • デスクトップPCの拡張性を重視するが、法人向けワークステーションほどの堅牢性は求めないユーザー: 必要に応じてグラフィックスカードやストレージを増設したいと考えている方。

HP Z2 Tower G9 Workstation (HP)

おすすめユーザー:

  • プロフェッショナルなクリエイターやエンジニア、中小企業の設計・開発部門: ISV(独立系ソフトウェアベンダー)認証されたワークステーションで、主要なクリエイティブ・CADソフトウェア(Adobe Creative Suite, AutoCAD, SolidWorksなど)の動作安定性を最優先する方。
  • 企業のIT部門からのサポートを重視するユーザー: 大手メーカーの安定したサポート体制(オンサイト修理など)を求める企業や、IT資産の一元管理を行いたい場合。
  • 長期的な信頼性と耐久性を求めるユーザー: 安定稼働がビジネスに直結する環境で、品質と実績のある製品を選びたい方。
  • 柔軟なカスタマイズで最適な構成を求めるユーザー: 多様なCPU、GPU、メモリ、ストレージの選択肢から、自社のワークフローに完全に合致する構成を組みたい方。

Lenovo ThinkStation P360 Tower (Lenovo)

おすすめユーザー:

  • 堅牢性と信頼性を求めるプロフェッショナルユーザー: HPと同様にISV認証が大きな強みであり、特に3Dモデリング、シミュレーション、データサイエンスなど、計算負荷の高い業務を行う方。
  • 限られたスペースでパワフルなワークステーションを導入したい企業や個人: タワー型でありながら、比較的コンパクトな筐体で高い性能を発揮するため、設置スペースに制約がある場合に有利です。
  • 高いセキュリティ機能と管理性を求めるIT管理者: Lenovo独自のThinkShieldセキュリティ機能や、企業環境での導入・管理のしやすさを重視する方。
  • グローバルなサポート体制を重視するユーザー: 世界的に展開しているLenovoのサポートネットワークを利用したい企業。

Dell Precision 3660 Tower (Dell)

おすすめユーザー:

  • パフォーマンスと拡張性のバランスを重視するプロフェッショナル: CAD、映像編集、VRコンテンツ制作など、高い処理能力と将来的な拡張性を両立させたい方。
  • 冷却性能と静音性にも配慮したいユーザー: 長時間高負荷で稼働させることが多く、システムの安定性と作業環境の快適さを求める方。
  • Dellのエコシステムやサポートに慣れているユーザー: 既にDell製品を導入しており、一貫したIT環境を構築したい企業や個人。
  • AIによるシステム最適化機能に興味があるユーザー: Dell Optimizer for PrecisionなどのAI最適化機能を活用し、アプリケーションのパフォーマンス向上を図りたい方。

これらの情報を参考に、ご自身のニーズに最も合ったモデルを選ぶ手助けになれば幸いです。

 

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