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マウスコンピューターの「DAIV FX-I7N20」と同等スペックを搭載したモデルを紹介

今回は、「DAIV FX-I7N20」の紹介と同等をスペックを搭載したモデルについて紹介します。

おすすめモデル

マウスコンピューター
Intel Core i7-14700KF / 32GB メモリ PC5-44800 / 1TB NVMe M.2 SSD / NVIDIA RTX 2000 Ada / Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵 / 約11.3kg / 750W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS BRONZE】



DAIV FX-I7N20の概要

 

DAIV FX-I7N20は、マウスコンピューターが提供するクリエイター向けの高性能デスクトップワークステーションです。

主な特徴とスペックは以下の通りです。

主な特徴:

  • クリエイター向け設計: CAD、3DCG、動画編集、AIのディープラーニングなど、高い負荷がかかるクリエイティブ作業を快適に行えるように設計されています。
  • 新シャーシデザイン: 最高のパフォーマンスとスタイリッシュなデザインを両立した新しいシャーシを採用しています。大型でハイスペックなパーツの搭載に対応し、ロングサイズのグラフィックスカードを最大2枚まで搭載可能です。また、CPUとグラフィックスカード用にそれぞれ240mmの水冷クーラーを搭載できる構造になっています(モデルによる)。従来のDAIVデスクトップの象徴であるハンドルとキャスターも継承されています。
  • 高速インターフェース: Wi-Fi 6Eに対応し、高速無線通信が可能です。また、USB Type-A端子やSDカードリーダーなど、様々なインターフェースを備えています。

主なスペック:

  • OS: Windows 11 Home 64ビット (DSP)
  • CPU: インテル® Core™ i7 プロセッサー 14700KF (20コア/28スレッド、最大5.60GHz)
  • CPUクーラー: 水冷CPUクーラー (240mmラジエーター)
  • グラフィックス: NVIDIA RTX™ 2000 Ada 世代 (ビデオメモリ GDDR6 16GB)
    • モデルによってはNVIDIA RTX™ 6000 Ada 世代を搭載しているものもあります。
  • メモリ: 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル、DDR5-5600)
    • スロット数:4 (空き×2) / 最大128GB (32GB×4)
  • M.2 SSD: 1TB (NVMe Gen4×4)
    • モデルによっては2TB SSD搭載のものもあります。
  • 無線LAN: Wi-Fi 6E (最大2.4Gbps) 対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵
  • 有線LAN: 2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応 (RJ-45)×1
  • 電源: 750W/AC 100V (50/60Hz) 【80PLUS® BRONZE】
  • 外形寸法 (幅×奥行き×高さ): 約220×510×510 mm (本体)
  • 本体重量: 約11.3kg

このモデルは、高い処理性能とグラフィックス性能を求めるプロフェッショナルなクリエイターに最適なワークステーションと言えるでしょう。

 

同等のスペックで現在他社(HP・lenovo・Dell)で販売されているモデルは

 

DAIV FX-I7N20と同等のスペックを持つ他社(HP、Lenovo、Dell)のワークステーションモデルを探す場合、以下の点が重要になります。

  • CPU: Intel Core i7-14700KF (または同等以上の第14世代Core i7/i9、またはXeonプロセッサー)
  • GPU: NVIDIA RTX 2000 Ada世代 (または同等以上のプロフェッショナル向けGPU、例えばRTX 4000 Ada世代、RTX Aシリーズ)
  • メモリ: 32GB DDR5 (DDR5-5600など)
  • ストレージ: 1TB NVMe Gen4 SSD

これらの条件を満たす、主要なワークステーションシリーズは以下の通りです。

HP (日本HP)

HPのワークステーションは「Zシリーズ」として展開されています。DAIV FX-I7N20に近しいスペックのモデルとしては、以下のシリーズが挙げられます。

  • HP Z4 G5 Workstation:
    • Intel Core i7/i9やXeonプロセッサー、NVIDIA RTX Ada世代のGPUなどを選択可能で、カスタマイズにより同等以上のスペックを構成できます。拡張性も高く、多様なクリエイティブ用途に対応します。
  • HP Z2 Tower G9 Workstation:
    • Z4よりもコンパクトなタワー型ですが、Core i7/i9やRTX 2000 Ada世代などのGPUを選択できるモデルもあります。予算や設置スペースに合わせて検討できます。

Lenovo (レノボ)

Lenovoのワークステーションは「ThinkStationシリーズ」として展開されています。

  • Lenovo ThinkStation P5シリーズ (例: P5):
    • 最新のIntel CoreプロセッサーやXeonプロセッサー、NVIDIA RTX Ada世代のGPUを搭載可能で、高性能なワークステーションとしてのニーズを満たします。カスタマイズの自由度が高いです。
  • Lenovo ThinkStation P3シリーズ (例: P3 Tower):
    • P5シリーズよりはエントリー寄りの位置付けですが、Core i7やRTX 2000 Ada世代を搭載できる構成もあります。

Dell (デル)

Dellのワークステーションは「Precisionシリーズ」として展開されています。

  • Dell Precision 5860 Tower:
    • Xeonプロセッサーや最新のCoreプロセッサー、そしてNVIDIA RTX Ada世代のGPUを選択可能で、DAIV FX-I7N20と同等かそれ以上の性能を構成できます。高い拡張性も魅力です。
  • Dell Precision 3660 Tower:
    • 3000番台はより手頃な価格帯ですが、Core i7やRTX 2000 Ada世代のGPUを搭載できる構成もあります。

比較検討のポイント

これらのモデルは、それぞれブランド独自の設計思想やサポート体制、カスタマイズオプションがあります。比較検討の際には、以下の点にも注目すると良いでしょう。

  • カスタマイズの自由度: 必要なパーツを細かく選択できるか。
  • 保証とサポート: 長期間の保証や、迅速なテクニカルサポートがあるか。特にプロフェッショナル用途では重要です。
  • ISV認証: 使用するソフトウェア(CAD、CGソフトなど)のメーカーによる動作認定(ISV認証)を受けているか。
  • 冷却性能と静音性: 高負荷時に安定したパフォーマンスを維持できるか、また静音性も確保されているか。
  • デザインと設置スペース: 設置する環境に合うサイズやデザインか。

各社の公式サイトで最新のモデルやカスタマイズオプションを確認し、ご自身の用途に最適な一台を選んでください。

 

同等のスペックで現在他社で販売されているモデル(HP・lenovo・Dell)のスペックの比較表と選ぶポイントは 

 

DAIV FX-I7N20と同等のスペックを持つ他社(HP、Lenovo、Dell)のワークステーションモデルについて、比較表と選ぶ際のポイントをまとめます。

DAIV FX-I7N20の基準スペックは以下の通りです。

  • CPU: インテル® Core™ i7-14700KF (20コア/28スレッド)
  • GPU: NVIDIA RTX™ 2000 Ada 世代 (GDDR6 16GB)
  • メモリ: 32GB DDR5-5600
  • ストレージ: 1TB NVMe Gen4 SSD

他社のワークステーションはカスタマイズ性が非常に高いため、以下の表はあくまで「そのシリーズでDAIV FX-I7N20に近い構成が可能であるか」という目安としてご覧ください。価格は構成によって大きく変動します。

主要ワークステーションモデル スペック比較表(概略)

項目 DAIV FX-I7N20 (マウスコンピューター) HP Z4 G5 Workstation (HP) Lenovo ThinkStation P5 (レノボ) Dell Precision 5860 Tower (デル)
CPU Core i7-14700KF Xeon W-2400シリーズ / Core i7/i9 (第14世代) Xeon W-2400シリーズ / Core i7/i9 (第14世代) Xeon W-2400/2500シリーズ / Core i7/i9 (第14世代)
GPU NVIDIA RTX 2000 Ada 世代 NVIDIA RTX 2000 Ada 世代〜RTX 6000 Ada 世代 NVIDIA RTX 2000 Ada 世代〜RTX 6000 Ada 世代 NVIDIA RTX 2000 Ada 世代〜RTX 6000 Ada 世代
メモリ 32GB DDR5-5600 (最大128GB) 最大512GB DDR5 ECC (4800MHzなど) 最大512GB DDR5 ECC (4800MHzなど) 最大2TB DDR5 ECC (4800MHzなど)
ストレージ 1TB NVMe Gen4 SSD (拡張性あり) 最大36TB (NVMe Gen4, HDDなど) 最大48TB (NVMe Gen4, HDDなど) 最大56TB (NVMe Gen4, HDDなど)
拡張性 ロングサイズGPU 2枚、M.2 SSD複数など PCIe Gen5対応スロット多数、フロントアクセスベイ PCIe Gen5対応スロット多数、M.2増設スロット PCIe Gen5対応スロット多数、ホットスワップ対応
特徴 ハンドル・キャスター付き、大型シャーシ ISV認証、高い冷却性能、豊富なセキュリティ機能 ISV認証、モジュール型デザイン、アストンマーティンコラボモデルも ISV認証、信頼性と拡張性、Dell Optimizer
その他 Wi-Fi 6E対応、2.5G LAN Wi-Fi 6E対応、2.5G/10G LAN Wi-Fi 6E対応、2.5G/10G LAN Wi-Fi 6E対応、1G/10G LAN

※上記のスペックは一例であり、選択可能な最小構成から最大構成まで幅があります。特にGPUやメモリ、ストレージは非常に多くの選択肢が用意されています。

ワークステーションを選ぶポイント

DAIV FX-I7N20や他社のワークステーションを選ぶ際に考慮すべきポイントを以下にまとめます。

  1. 用途と必要なパフォーマンス

    • 具体的なソフトウェア: 使用するCAD、3DCG、動画編集、AI開発などのソフトウェアが明確であれば、そのソフトウェアが推奨するCPU、GPU、メモリの要件を確認しましょう。特に、プロフェッショナル向けソフトウェアは、特定のグラフィックスカード(NVIDIA RTX Ada世代など)のISV認証を重視します。
    • 作業の規模: 扱うデータの容量、プロジェクトの複雑さによって、必要なメモリ量やストレージ容量、CPUのコア数が変わってきます。将来的な拡張性も考慮に入れると良いでしょう。
  2. CPUとGPUのバランス

    • CPU重視の作業: 大規模なシミュレーション、コンパイル、複雑なデータ処理など、CPUのコア数やスレッド数が重要な作業であれば、高性能なXeonやCore i9プロセッサーを検討します。
    • GPU重視の作業: リアルタイムレンダリング、ディープラーニング、高度な動画編集など、GPUの並列処理能力が求められる作業であれば、より高性能なNVIDIA RTX Ada世代のGPU(RTX 4000 Ada、6000 Adaなど)を搭載したモデルが有利です。
  3. メモリとストレージの容量・速度

    • メモリ: メモリは作業中のデータを一時的に保存する場所です。DAIV FX-I7N20の32GBは多くの用途で十分ですが、大規模なデータセットを扱う場合は64GB以上、特にECCメモリ(エラー訂正機能付き)が選択できるか確認しましょう。
    • ストレージ: OSやアプリケーションをインストールするM.2 NVMe SSDはGen4対応で1TB以上が推奨されます。作業ファイルやデータは、さらに追加のNVMe SSDやSATA SSD/HDDで容量を確保すると良いでしょう。速度と容量のバランスを考えましょう。
  4. 拡張性と冷却性能

    • 将来性: 将来的にGPUの増設やメモリ、ストレージのアップグレードを考えている場合、十分なPCIeスロットやDIMMスロット、ドライブベイがあるかを確認します。
    • 冷却システム: 高負荷な作業を長時間行うワークステーションにとって、安定したパフォーマンスを維持するための冷却性能は非常に重要です。大型のヒートシンク、複数のファン、水冷システムなどが搭載されているか確認しましょう。DAIV FX-I7N20はCPU水冷クーラー標準搭載で、冷却性能は高いと予想されます。
  5. 信頼性とサポート体制

    • ISV認証: 多くのプロフェッショナル向けソフトウェアベンダーが、主要なワークステーションメーカーの特定のモデルに対して動作保証(ISV認証)を行っています。これは、ソフトウェアとハードウェアの互換性と安定性が保証されていることを意味します。
    • 保証とサポート: 長期間の保証(3年〜5年など)や、オンサイトサポート、24時間対応などのサポート体制は、トラブル発生時のダウンタイムを最小限に抑えるために非常に重要です。
  6. 価格と予算

    • 必要なスペックと予算のバランスを考慮します。ワークステーションは高価な投資になるため、費用対効果を慎重に検討しましょう。

これらのポイントを総合的に考慮し、ご自身の具体的なニーズに最も合致するワークステーションモデルを選択してください。

 

それぞれのモデルはどういったユーザーにおすすめか?

DAIV FX-I7N20と、比較対象として挙げたHP、Lenovo、Dellの各ワークステーションシリーズが、どのようなユーザーにおすすめかを具体的にご説明します。

DAIV FX-I7N20 (マウスコンピューター)

  • おすすめユーザー:
    • コストパフォーマンスを重視するクリエイター: プロフェッショナルな性能を比較的手頃な価格で手に入れたい方。
    • 日本のサポートを重視するユーザー: 国内メーカーならではのきめ細やかなサポートや納期を求める方。
    • 特定の用途に特化した性能を求める方: 特にCPU水冷クーラー標準搭載など、熱処理性能にこだわりつつ、主要なクリエイティブ作業(動画編集、3Dモデリング、CADなど)で高いパフォーマンスを求める方。
    • 移動させる可能性があるユーザー: ハンドルやキャスターが標準装備されているため、社内での移動や、イベント・展示会場への持ち運びを想定している方。

HP Z4 G5 Workstation / Z2 Tower G9 Workstation (日本HP)

  • おすすめユーザー:
    • 企業や組織での導入を検討している方: HPは法人向けソリューションが充実しており、大規模な導入や一元管理が必要な環境に適しています。
    • 最高レベルの信頼性と安定性を求めるプロフェッショナル: ISV認証の豊富さ、堅牢な設計、高いセキュリティ機能が特徴で、ミッションクリティカルな作業を行う方に最適です。
    • 長期的な運用とサポートを重視する方: 充実した保証プログラムやグローバルサポート体制により、万が一のトラブル時にも安心して作業を継続したい方。
    • 将来的な拡張性を重視する方: PCIe Gen5など最新のインターフェースに対応し、今後の技術進化にも柔軟に対応できる環境を求める方。

Lenovo ThinkStation P5 / P3 Tower (レノボ)

  • おすすめユーザー:
    • 高いカスタマイズ性と柔軟性を求めるプロフェッショナル: モジュラーデザインを採用しているモデルもあり、特定のニーズに合わせてパーツを細かく選択・変更したい方。
    • デザインと機能性を両立させたい方: アストンマーティンとのコラボレーションモデルなど、デザイン性にも優れたモデルがあり、作業空間にもこだわりたい方。
    • コストと性能のバランスを重視しつつ、信頼性も確保したい中小規模のクリエイティブスタジオや開発者: 幅広い構成オプションがあり、予算と性能の最適なバランスを見つけやすいです。
    • グローバルな環境での利用を想定している方: Lenovoも国際的なサポート体制が充実しています。

Dell Precision 5860 Tower / 3660 Tower (デル)

  • おすすめユーザー:
    • 実績と信頼性を重視する企業や個人: Dellはワークステーション市場で長年の実績があり、安定したパフォーマンスと高い信頼性が求められる環境に適しています。
    • 包括的なソリューションと管理ツールを求める方: Dell Optimizerなどのツールにより、システムパフォーマンスの最適化や管理が容易に行えるため、IT管理者の負担を軽減したい企業にも向いています。
    • 多岐にわたるプロフェッショナルアプリケーションを使用する方: 幅広いISV認証を取得しており、多様な業界のプロフェッショナルが安心して使用できます。
    • 長期的な投資として最高のワークステーションを求める方: 高い拡張性と耐久性を持ち、長期間にわたって最先端の作業を支える基盤を求める方。

これらの情報を参考に、ご自身のワークスタイル、予算、重視するポイントに合わせて最適なワークステーションをお選びください。

 

 

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