本記事では、デスクトップPCでSSDとHDDの両方を搭載したモデル(カスタマイズによりHDDを追加可能なモデルを含む)を各社から比較し、おすすめを紹介しています。
SSDとHDDの両方を搭載したおすすめPC
マウスコンピューターの省スペースモデル
机の上においても邪魔にならないサイズのデスクトップPCです。
目的が決まっていないなら、こちらがおすすめ
CPUも高性能でありながら低価格ですし、専用グラフィックスを搭載しているのでゲームを試してみたりクリエイティブ作業もこなせます。
上記モデルがHDDを搭載していないのでカスタマイズするとなると、こちらの方がコストパフォーマンスが良い場合があるので目的に併せて選ぶとよいでしょう。
目次
パソコンの構成
パソコンを構成するものを見ていきます。
・マザーボード
パソコンの構成する土台です。
・CPU
パソコンの処理装置、頭脳にあたるところです。
・メモリー
一時的な作業領域、テーブルといったところでしょうか。
・記憶領域(SSD/HDD)
ソフトウェアやデータの保存するもの。キャビネや机の引き出しといったところでしょうか。
これらのパソコンを構成するものひとつで、体感速度が変わります。
この中でも、速度に大きく影響を与えるのが記憶領域(SSD/HDD)です。
とすれば、ほかの性能はそこそこでも、記憶領域を高速なものにすればほかの部分を押さえても体感的に変わらない。
ということで、パソコンの速度に一番の影響を与える記憶領域を高速なものにして長く快適に使える環境を考えてみようというお話です。
パソコンの利用目的
デスクトップのパソコンはノートパソコンより選択肢も広く、あとからいろいろ出来ます。
とはいえ、最初に目的をきちんとしておくとそれだけで、お得に買えます。
目的が決まらないと予算の許す限り高性能なものを買うことになります。
目的にあわず、安いのを買うと性能不足で苦労したり結局買い直しとなることもありますし。
ということで、目的を明確にしておきましょう。
快適にインターネットで動画をみたり、ネットショッピングをしたい
この場合、そこまで性能高くなくてもよいので入門機と呼ばれるようなものを購入しましょう。
スペック的にはざっくりこんな感じ
CPU:Celeron ~ Core i5
メモリ:4GB ~ 8GB
記憶領域:SSD 256GB ~
HDD 500GB ~
ただ、記憶領域は「SSD必須」としてHDDを追加しておくとなにかと便利です。
SSDは高速ですが容量がすくなく、HDDは大容量ですが、低速。
一時的に大量のデータを保存したり、バックアップを取ったりというのはSSDには不向きですが、
HDDにはもってこいです。
ですので、メインで使うものはSSDとし、データの保存用にHDDを追加しておくと
データがなくなって困ったりという機会も減ります。
正直、
「ディスクが壊れてデータなくなったけど、なんとか取り出せない?」
とかよく耳にします。
大体、
「難しいです」
といってお断りします。
そんなつらい目にあいたくないという方にはぜひ、
メインは「SSD」サブに「HDD」
を選んでおくといざというときを考えデータ保存用にHDDがあると良いです。
マウスコンピューター:デスクトップPC
マウスコンピューターのデスクトップPCの売れ筋について紹介
ランキング1位
Officeで文書作成、インターネットでネットショッピングといった作業なら快適に利用できます。
家庭で利用するには十分な性能ですが、やはり記憶領域に不安が残るのでHDDは追加しておきたいところです。
ランキング2位
こちらは、AMD Ryzen 5を搭載しておりコストパフォーマンスの良いモデルです。
さらに、GeForce GTX 1650 SUPERを搭載しておりゲームやクリエイティブ作業もこなせます。
目的が明確に決まっていないならとりあえず、このスペックを選んでおくと良いでしょう。
ランキング3位
上記モデルからCPUをAMD Ryzen 7へ強化したモデル。
Intel Core i7と同等程度の性能ながらコストパフォーマンスの良いモデル。
メモリを強化すれば、クリエイティブ作業も十分こなせます。
マウスコンピューター:ゲーミングデスクトップPC
マウスコンピューターのゲーミングデスクトップPCの売れ筋について紹介
ランキング1位
グラフィックスに、「GeForce GTX 1660 SUPER」を搭載したライトユーザー向けゲーミングPC。
リアルタイムレイトレーシング対応ゲームには向きませんが、それでも多くのゲームが楽しめます。
ただ、メモリが少なめなので余裕があれば強化しておくと良いでしょう。
ランキング2位
グラフィックスに、「GeForce RTX 2070 SUPER」を搭載したミニタワー型ゲーミングデスクトップPC。
スペック的には十分ですが、強化するならSSDの容量を512GBまで増やしておくと良いでしょう。
ランキング3位
グラフィックスに、「GeForce RTX 2070 SUPER」を搭載したフルタワー型ゲーミングデスクトップPC。
CPUにIntel Core i9を採用しており全体的に高いレベルでバランスがとれています。
光学ドライブがブルーレイドライブに交換できないのはちょっと残念。
マウスコンピューター:クリエイターデスクトップPC
マウスコンピューターのゲーミングデスクトップPCの売れ筋について紹介
ランキング1位
最新のIntel Core i7とGeForce RTX 2070 SUPERを搭載したモデル。
複数のディスプレイの接続も可能ですし、多くのクリエイティブ作業も快適にこなせます。
ランキング2位
こちらはランキング1位のモデルよりメモリとグラフィックス、SSDのサイズを抑えたモデル。
とはいえ、十分な性能です。
ランキング3位
CPUにAMD Ryzen 7を搭載したモデル。
3DCGや動画編集なら上位モデルに譲りますがコストパフォーマンスも高く、イラストや写真加工には十分な性能です。
パソコン工房:小型デスクトップPC
小型デスクトップPCでもSSDとHDDのデュアルストレージが選択可能なモデルです。
第1位
ノート用CPUの Intel Core i7を搭載したモデル。
メモリも16GBと家庭で利用するには十分な性能です。
USB-Cポートだけでなく、micro SDカードリーダーも搭載しており基本は抑えられています。
また、無線LAN搭載で配線も少なく設置も簡単にできますね。
第2位
第9世代インテル Core i3搭載小型デスクトップパソコン [SSD搭載]
Intel Core i3を搭載した小型デスクトップPCですが、インターネットでネットショッピングをする程度であれば全然問題ありません。
第3位
Intel Core i5でメモリ8GBと家族で利用するには十分な性能です。
無線LANはオプションとなっており、USB-Cポートもありませんが、基本的な性能から考えると十分です。
パソコン工房:スリム型デスクトップPC
ビジネス用PCとしても需要の高いスリム型デスクトップPCでもデュアルストレージが選択可能なモデルです。
そんな、パソコン工房のスリム型デスクトップPCの売れ筋について紹介
第1位
第9世代インテル Core i5搭載スリムデスクトップパソコン [SSD搭載]
Intel Core i5 を搭載しており、家族みんなで利用するPCや事務用PCとしても性能十分です。
第2位
AMD Athlon搭載スリムデスクトップパソコン [SSD搭載]
価格を抑えたモデルこちらを選ぶのであれば、AMD Ryzen 3を搭載したモデルを選んだほうが良いでしょう。
価格をとにかく抑えたい方向け。
第3位
第2世代AMD Ryzen 3搭載スリムデスクトップパソコン [SSD搭載]
2位のモデルからCPUとメモリを強化したモデル。
価格差を考えると、こちらの方がおすすめ。
パソコン工房:ゲーミングデスクトップPC入門機おすすめモデル
ゲーミングデスクトップでも入門モデルとなるGTX 1650、GTX 1660、RTX 2060を搭載したモデル。
そんな中でもミニタワーモデルから売れ筋を紹介。
第1位
第10世代インテル Core i7とGeForce GTX 1660 SUPER搭載ミニタワーゲーミングPC [SSD搭載]
ゲームPCとしては、多くのタイトルの推奨スペックをクリアしており、十分な性能です。
メモリが8GBと少し心もとないので余裕があれば、16GBへカスタマイズしておくとよいでしょう。
リアルタイムレイトレイーシング対応のタイトルをプレイしたいなら2位のモデルを選ぶとよいでしょう。
第2位
第10世代インテル Core i5とGeForce RTX 2060 SUPER搭載ミニタワーゲーミングPC [SSD搭載]
1位のモデルと比較すると、CPU性能を抑えグラフィックス性能を上げたモデルです。
正直、ゲーム用と考えるならこちらの方がバランスが良いですね。
第3位
第3世代AMD Ryzen 5とGeForce GTX 1660 Ti搭載ミニタワーゲーミングPC [SSD搭載]
画質はそこそこで良く価格を抑えたいならこちら。
メモリサイズが少なめで気になりますが、10万円以下で購入可能なゲーミングPCです。
パソコン工房:クリエイターデスクトップPC
パソコン工房のクリエイターデスクトップPCの売れ筋について紹介
第1位
第3世代AMD Ryzen 5とGeForce GTX 1650 SUPER搭載ミニタワークリエイターパソコン [SSD搭載]
コストパフォーマンス重視のモデルですが、クリエイター向けPCとしては、メモリが少ないので16GBへカスタマイズしておきたいところです。
第2位
第10世代インテル Core i7とGeForce GTX 1660 SUPER搭載ミニタワークリエイターパソコン [SSD搭載]
CPUにIntel i7を搭載したモデル。
Adobe製品などのイラストや画像処理などでは、十分な性能です。
第3位
第10世代インテル Core i7とGeForce RTX 2060 SUPER搭載ミドルタワークリエイターパソコン [SSD搭載]
こちらは、2位のモデルからCPUとグラフィックス性能を強化したモデル。
こちらであれば、4K動画やCG編集も快適に動作します。
ただ、メモリは32GBへ強化しておきたいところです。
最後に
デスクトップPCなら、小型PCでもSSDとHDDのデュアルストレージが選択可能です。
光学ドライブが必要なら省スペースモデル以上が対象となります。
この中でもおすすめなのは、以下のとおり。
マウスコンピューターの省スペースモデル
机の上においても邪魔にならないサイズのデスクトップPCです。
目的が決まっていないなら、こちらがおすすめ
CPUも高性能でありながら低価格ですし、専用グラフィックスを搭載しているのでゲームを試してみたりクリエイティブ作業もこなせます。
上記モデルがHDDを搭載していないのでカスタマイズするとなると、こちらの方がコストパフォーマンスが良い場合があるので目的に併せて選ぶとよいでしょう。
ドスパラで人気のデスクトップPC。
専用グラフィックスは搭載しておらず、Office製品やインターネットでネットショッピングやYouTubeなどの動画を見たりするなら十分な性能ですね。